発達障害の有名人のマネをしないほうがいい理由
発達障害を持っている有名人はそれなりにいるようで、最近は自称する人も時折見かけます。
ですが、発達障害を持った有名人のほとんどは一般人とは程遠い人物がほとんどだと個人的には思います。
そんな人達のマネをしたところで前へ進んでいけるかといえばそうでもないでしょう。
世の中の大半は一般人
当たり前ですが、世の中のほとんどが一般人です。
ここでいう一般人とは企業で働いている男性だったり、専業主婦の女性だったりいろいろいます。
共通していることは一般社会に適応して生きている人たちです。
社会人であろうがニートであろうが、彼らとの関わりを無くしては生活できません。
発達障害でも社会を経験しなくてはいけない
例え、発達障害だとしても生活するためには働かなくてはいけません。
人との関りが少ない仕事もあるとは思いますが、全くコミュニケーションを取らなくてもいい職場というのは僕の知っている限りありません。
よく「発達障害の特性を活かせ」などという人がいますが、発達障害の特性は一般社会でやっていく上では邪魔でしかありません。
どうにかして折り合いをつけてやっていくしかないと思います。
一般社会に適応するには
個人的な一番の課題は、「一般社会に適応するためにはどうするか」だと勝手に思っています。
かくいう僕も現在は障碍者雇用枠として企業で働いているので偉そうなことは言えません。
ただ、それでも僕以外は健常者なので、一般人と仕事をすることになります。
そこで僕が学んだのはコミュニケーションを避けてもいいことはないということです。
当たり前のことですがあいさつは大事です。
これを自分からするのと、しないのとでは他者からの印象が全然違います。
健常者の方でもたまにあいさつをしない人もいるので、これだけで誠実さをアピールできます。
そして興味のない話をされたとしても、態度に出さずにそのことについて聞いてみるのがおすすめです。
例えば麻雀のことも知らないのにその話をされたとします。そのときには
「へぇー、麻雀って奥深いんですね。良ければ他にも教えてくれますか?」
とあえて聞いてみるだけでも相手の反応は全然ちがいます。
最後に
僕が結局言いたかったのは、社会に適応できるようになれば、非常に生きやすくなるということです。
そのためには他者とのコミュニケーションは欠かせないので、なるべく避けない方がいいと思います。