自分の人生は自分で決めるしかない
僕は鬱病になったこともあり、自分に自信が持てないことが多かった。
生きている以上はたくさんの決断に迫られるだろう。
だが、20歳以前の僕は「自分で決める」という小学生でもできそうなことができなかった。
そんな僕は両親や周りの人間の言うことを間に受けて、進むべき道も自分で決めず、他人に委ねた。
その結果はもちろん碌な目に合わなかった。
考えてみれば当然のことだ。
他人が理解してくれるわけがない
ほとんどの人間は自分のことすら理解していないらしい。
当然のことだが、自分のことすら理解できないのに他人のことなんて理解できるわけがない。
例え、親であろうと子供の内面全てを理解することなんて不可能だ。
こんな当たり前のことをわかっていなかった10代の頃の僕はとんでもない大馬鹿野郎だ。
いや、実はわかっていたのに逃げただけかもしれない...
結局、自分のことを1番知っているのも自分なんだよな。
決断力がない人間は悲惨
自分で決められない人間は結果的に他人に依存してしまうことになる。
そして貴重な時間を無駄にし、後になって後悔することになるんだよな。
全てを他人に委ねてしまうと、仕事すらまともにできなくなって、精神を病んでしまう。
10代の頃の僕は両親や周りの人間に従った結果、超絶ブラック企業に入社することになった。
どれくらいブラックかというと、入社してすぐに遅くまで残業をさせられ、パワハラやモラハラは当たり前という地獄のような会社だった。
そんな会社は明らかに地雷なので、すぐに辞めればよかったのだが、決断力がない僕はなかなかやめることをせず、どんどん精神が病んでいった。
そして人間不信になり、人と話すこともできなくなった。
いよいよ重症である。
もちろんそんな状態では仕事なんてできないので、クソ会社はやめることになったが、その時にはすでに僕の精神はズタボロだった。
まとめ
現在はそこそこ大きい会社の障害者雇用枠(ただし給料は安い)として働いているので、パワハラなどはないが、未だに人間不信になりそうなことはある。
結局、何が言いたいかというと、自分のことは自分で決めなくてはいけないということだ。
実際、自分で決められるようになるといくらかマシになったからだ。
自分に自信がなくて、どんなにつらくても、他人に自分の人生を決めさせることだけはしてはいけない。
そもそも自信なんていう概念にこだわっている時点で、他人に依存してしまっているんだよね。